“アンチ・ヒーロー”の傑作「俺たちに明日はない」で
描かれた鬱屈とした時代、
犯罪に手を染め刹那を生きた二人の若者の輝きを
ワイルドホーンの珠玉の音楽で彩るミュージカル!
イントロダクション |
1930年代、世界恐慌下のアメリカ中西部で銀行強盗や殺人を繰り返した実在の人物、クライド・バロウとボニー・パーカー。社会からはみ出した彼らの無軌道な生き様は、後のハリウッド映画に多大な影響を与えたアメリカン・ニューシネマの第1号として、今も語り継がれる名作『Bonnie and Clyde』/邦題「俺たちに明日はない」で描かれ、日本でも一躍有名となった。
この伝説のギャングカップルを題材に、『ジキル&ハイド』『笑う男The EternalLove -永遠の愛-』『デスノートTHE
MUSICAL』など、名だたるミュージカルを手掛けた作曲家、フランク・ワイルドホーンが、ジャジーなサウンドとポップなリズムで新たに創造したミュージカル『ボニー&クライド』は、2011年12月にブロードウェイで上演。12年には日本で初演され、心揺さぶる楽曲と物語は大好評を博した。その後、ブラッシュアップされた本作は22年ロンドン・ウェストエンドで再演、23年には日本で宝塚歌劇団雪組にて上演され話題となった。そして満を持して25年5月、博多座で新演出版の上演が決定!
刹那的な生き方をドラマティックな音楽に乗せて描く、愛と疾走の冒険譚に、どうぞご期待ください。
ストーリー |
舞台は1930年代、世界恐慌下のアメリカ、テキサス。
映画スターを夢みるボニー・パーカーは、場末のカフェで退屈なウェイトレスとして働く毎日。そこにやってきたのが脱獄したばかりの男クライド・バロウ。時代の暗い閉塞感から抜け出て、スポットライトをあびたいと願っていた二人は、運命の出会いを果たし恋に落ちる。
クライドと共に脱獄した兄のバックは、妻ブランチが働く美容室に戻ったが、兄弟の行方を探すシュミット保安官らが店を訪れて恫喝する。敬虔なクリスチャンであるブランチはバックに刑務所に戻るように説得、過去を清算するためにバックは刑期を全うすることを決意する。
一方、クライドは強盗を繰り返し、再び刑務所に送られてしまう。それでもクライドを愛し続けるボニーは、幼馴染の保安官テッドや母エマの反対を押し切り、足繫く面会に通い続けた。クライドはボニーに拳銃を持ち込ませ、脱獄に成功する。
街を飛び出し、車を盗み、銀行強盗を繰り返す、前代未聞のギャング・カップル「ボニー&クライド」の誕生に、大衆はやがて彼らを英雄視してゆくが…
キャスト |
クライド・バロウ(Wキャスト):柿澤勇人 矢崎 広
ボニー・パーカー(Wキャスト):桜井玲香 海乃美月
バック:小西遼生
ブランチ:有沙瞳
テッド(Wキャスト):吉田広大 太田将熙
エマ:霧矢大夢
シュミット保安官:鶴見辰吾
石原慎一/彩橋みゆ、池田航汰、神山彬子、齋藤信吾*、社家あや乃*、鈴木里菜、焙煎功一、広田勇二、三岳慎之助、安田カナ
*=スウィング
左上より)柿澤勇人 矢崎 広 桜井玲香 海乃美月
左下より)小西遼生 有沙瞳 吉田広大 太田将熙 霧矢大夢 鶴見辰吾
ミュージカル
ボニー&クライド
2025年
5月4日(日)13:00/18:00★
5月5日(月・祝)12:00
★アフタートークショー
<登壇者>柿澤勇人、矢崎 広、桜井玲香、海乃美月
博多座
料金 |
A席 13,500円
B席 10,000円
C席 5,500円
※小学生未満のお子様のご入場はお断りいたします。
※車イスでのご観劇の方はこちらをご参照ください。
※本公演チケットは「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券」です。
主催者の同意のない有償譲渡は禁止されています。
※購入者の本人確認を行う場合がございますので、身分証明書を必ずご持参ください。
不正転売の疑いがある場合や、チケットのお忘れ、紛失などの場合は、本人確認や購入経路をお伺いする場合がございます。
不正に転売されたチケットや、正規販売店以外で購入されましたチケット、また購入確認ができなかった場合は、当日入場をお断りする場合がございますので、ご了承ください。
※出演者並びにスケジュール変更の際は何卒ご了承くださいませ。出演者変更の場合でも他日への変更・払い戻しはいたしかねます。
※公演中止の場合を除き、払戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。ご了承の上、お申込みください。
※携帯電話等でチケットを撮影された画面をご提示いただいても、ご入場はできません。
インプレサリオON-LINEチケット先行発売 |
2024年12月14日(土)12:00
一般発売 |
2025年3月1日(土)10:00
主催 |
博多座/インプレサリオ
企画制作 |
ホリプロ/東宝
出演者コメント |
スタッフ |
脚本:アイヴァン・メンチェル
歌詞:ドン・ブラック
音楽:フランク・ワイルドホーン
上演台本・演出:瀬戸山美咲
訳詞:高橋知伽江
音楽監督・ピアノコンダクター:前嶋康明
振付:松田尚子
美術:二村周作
照明:笠原俊幸
音響:山本浩一
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:宮内宏明
アクションコーディネーター:HAYATE
歌唱指導 長谷川開
稽古ピアノ:大隅一菜
インティマシーコーディネーター:浅田智穂
演出助手:小川美也子
舞台監督:齋藤英明
企画制作:ホリプロ/東宝