作・演出 根本宗子×主演 高畑充希

それぞれの人生と生き方を描いた、

至極の新作舞台

上段左より)高畑充希、成田 凌、小池栄子、伊藤万理華 /下段左より)池津祥子、後藤剛範、小日向星一、八十田勇一
上段左より)高畑充希、成田 凌、小池栄子、伊藤万理華 /下段左より)池津祥子、後藤剛範、小日向星一、八十田勇一
 助席(車椅子席)整理券のご案内

・各公演開演60分前より整理券を配布いたします。

・料金はS席11,000円(税込)となります。

・開演10分前より本券と引き換えの上、ご入場いただけます。

・車椅子席が埋まりますとご入場いただけませんので、予めご了承ください。

・座席はパイプ椅子となりますので、予めご了承ください。

・予定枚数無くなり次第、終了とさせていただきます。

 当日券について

・各公演開演60分前より販売いたします。

・当日券はA席のみの販売となります。

・予定枚数無くなり次第、終了とさせていただきます。

 駐車場について

現在、鳥栖市民文化会館前の市民公園駐車場は、大規模改修工事に伴い、ご利用できません。

臨時駐車場は数に限りがございます。

なお、周辺会場(体育館や野球場など)の影響も予想され、

場合によってはお車を停められず、開演時間に間に合わない恐れがございます。

ご来場の際は、公共交通機関をご利用いただきますようお願い申し上げます。

また、お車でご来場の場合でも、時間に余裕を持ってお越しください。

皆様のご来場お待ちしております。

 

駐車場に関するお問い合わせ先》

鳥栖市文化事業協会 TEL:0942-85-3645

◎文化会館南側駐車場   約140台

◎図書館西第1駐車場   約  80台

◎図書館西第2駐車場   約  60台

◎相撲場駐車場      約  80台

◎市民公園第2駐車場   約170台

◎陸上競技場東側広場   約  90台

◎鳥栖市役所(2/11㊏・12㊐のみ) 約 80台


 入待ち/出待ちについて

本公演においては《入待ち・出待ち》及び、その他滞留行為はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

そのような行為が見受けられた場合は、スタッフからお声がけさせていただきますので、ご了承下さい。

会館の敷地内ではスタッフの指示・案内にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。

 キャスト

高畑充希

成田凌

小池栄子 

伊藤万理華

池津祥子

後藤剛範

小日向星一 

八十田勇一

〈ミュージシャン〉

バイオリン:磯部舞子

ヴィオラ:島岡万理子

チェロ:松尾佳奈

ピアノ:大谷愛

 イントロダクション

―誰か見つけて、本当の私—

子供の頃から「女優」として生きてきた、主人公のゆりか

30歳を迎え、自分の人生に迷う日々

自分の人生は一体誰のものなのだろう

彼女が選ぶ、人生の進め方とは

女性ならではの独特な視点で注目作を生み出し続けている根本宗子がオリジナル脚本・演出を手掛け、女優・高畑充希と初タッグを組む。衣裳はファッションデザイナーの神田恵介(keisuke kanda)が、初めて演劇の衣裳を担当する。メインビジュアルのために作られた衣裳には、ベビー服や学生服など、主人公のゆりかの生きてきた様々な時代が詰め込まれている。

 ストーリー

主人公のゆりか(高畑充希)は子役から女優として活躍しているが、驚くほど業界に染まれていない。30歳を迎え、同級生たちが次々と結婚し子供を産んでいく中、「私は何のためにこんなことをやっているのだろう」と自分の存在の意味を見つけられずにいた。そんな彼女の心を日々支えているのはマネージャーの大小路(成田凌)。ある日ゆりかのもとに「21年前にやったミュージカルの記念公演のカーテンコールで、テーマ曲を歌ってくれないか?」という依頼が飛び込んでくる。それは彼女の原点となった舞台だった。大小路に説得され仕事を引き受けたゆりか。現場で、当時一緒にトリプルキャストとして主演を務めていた真理恵(小池栄子)杏香(伊藤万理華)と再会する。自分の人生を肯定したい3人は、他者を否定することでなんとか自分を保っていた。その会話は21年前も今も変わらない。

過去と現在を行き来しながらゆりかは自分の人生を振り返り、孤独に押しつぶされそうになる。日々増える無力感の中、ゆりかは自分の人生の肯定の仕方を考え始め・・・。

 スタッフ

作・演出:根本宗子

美術:池田ともゆき

照明:佐藤 啓

音響:藤森直樹

衣裳:神田恵介(keisuke kanda)

ヘアメイク:二宮ミハル

演出助手:相田剛志

舞台監督:幸光順平、鈴木 拓

テーマ曲:「青春の続き」/高畑充希 作詞作編曲:椎名林檎

宣伝衣裳:神田恵介(keisuke kanda)

衣裳協力:DOUBLE MAISON(やまと) familiar BEAMS

 公演概要
公演日程

2023年2月10日(金)14:30

2023年2月11日(土)13:00/17:30【追加公演】

2023年2月12日(日)13:00

上演時間

1幕70分/休憩20分/2幕70分

(計2時間40分予定)

会場

鳥栖市民文化会館大ホール

(佐賀県鳥栖市宿町807−17)

料金

S席 11,000円/A席 7,700円

前方サイドシート(注釈付S席) 11,000円

※全席指定・税込

※未就学児入場不可

※感染症対策にご協力ください。

※サイドシートは舞台の一部がご覧になりづらい可能性があるお席です。

 予めご了承ください。

発売日

◆インプレサリオON-LINE最速先行

 2022年9月10日(土)12:00~終了いたしました。

 【追加公演】

 2022年11月26日(土) 12:00~ 終了いたしました。

 <先着順・座席指定可>

◆一般発売日

 2022年10月8日(土)10:00~

 【追加公演】

 2022年12月3日(土) 10:00~

◆前方サイドシート(注釈付S席)

 2023年1月14日(土)10:00~

プレイガイド

インプレサリオON-LINEチケット
<座席指定可>

鳥栖市民文化会館

チケットぴあ

ローソンチケット

イープラス

主催 九州朝日放送/インプレサリオ/鳥栖市/鳥栖市文化事業協会
後援

鳥栖市教育委員会

企画制作

ホリプロ

お問合せ

info@impresario-ent.co.jp

(092-600-9238)

 

 スタッフ・キャスト コメント

■主演:高畑充希

根本さんの作品は、私の好きな毒気を持った素敵な作品なので、いつかご一緒したいと思っていました。実際根本さんにお会いしてもすごく魅力的な方だったので、根本さんの描く世界で演じられることが、とても楽しみです。

主人公のゆりかは子役出身ですが、私も中学生からお仕事をしているので近い部分があり、確かにキャリアが長くなっていく中で、自分の人生と演じている人生が混乱してくることもあります。30歳になったから何かが変わった訳ではないのですが、自分自身や、周りの手の届く人たちを大切にしたくて、優しくなりたいと思ったり、年々穏やかな人に憧れるようになってきました。

演劇は敷居が高いという印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、根本さんの作品は女友達と話しているような気持ちで観られる作品が多い気がします。愛おしく、歪な人たちが出てくる印象なので、私もそんなキャラクターを作れたらと思っています。

アラサーを生きて戦っている女性たちにはもちろん、ご年配の方や男性にも、エンタメとして楽しんでいただける作品になるといいなと思います。

愛と毒気がたっぷり詰まった普通じゃない話になると思いますし、私はそこに全力で向かっていきたいと思っています。ぜひ劇場に体感しに来ていただけると嬉しいです。

 

■出演:成田 凌

根本宗子さん、高畑充希さんという素敵な座組に入れることがすごく嬉しく、楽しみです。

今の根本さんがどんな物語を書かれるのか、社会や人に対して思うことがギュッと詰められた作品になると思うので、とてもワクワクしています。高畑さんとはずっとご一緒したいと思っていたので、長期間稽古をして共に物語を作り上げていけることが楽しみです。僕の演じる大小路役は、高畑さん演じるゆりかを公私ともに支えるマネージャー兼恋人役ということで、全部を肯定して愛で包んでいく優しい人間なのかなと想像していますが、そこに根本さんならではのユーモアが入ってくると思いますし、根本さんがどういう風に自分を見ているのかも分かってくると思うので、今から楽しみにしています。

悩みにぶつかり、もがきながら生きている人間の「必死さ」は、滑稽にも美しく見える瞬間があると思います。悩みを抱えている方も、これからそういう悩みを抱える年代も、「あぁ、そんな時もあったな」という方にも、どの世代の方にも楽しんでいただける作品になると思います。一度も舞台を観劇したことがない方にも気軽に観に来ていただきたいし、観に来ていただけたら嬉しいです。頑張ります!

 

■小池栄子

ねもしゅーsanの舞台に呼ばれた!しかも大ファンの高畑充希ちゃんだ!とっても嬉しかったです。

ねもしゅー演出の、ある日常を私たち観客が覗き見しているような面白い切り取り方、

役者たちの輝かせ方に引き込まれました。

いつか演出を受けたい!と思っていたので、素敵な役者さんたちとモノづくりできることが今から楽しみです。

小池!がんばります。

 

■伊藤万理華

初めて出演した根本さんの舞台作品を通して、演劇の楽しさを体感したことを憶えています。それ以降は価値観も大きく変わり、演じることに対する興味もより深くなった気がします。人と関わること、自分と向き合うことに悩みながら、根本さんの作品に参加する度にその想いをぶつけてきました。

こうしてまた舞台で再会できることを心から嬉しく思います。

子役出身の三人のひとり、杏香を演じます。演じている自分、本来の自分、どんなかたちで重なるのかも楽しみです。

座組の皆さんと観客の皆さんと心を通わせながら、精一杯向き合います。

 

■池津祥子

根本宗子さんの作品は2019年の『今、出来る、精一杯。』が初参加でした。

タイトル通り、稽古から本番までどっぷりと演劇に向き合う濃密な時間を過ごしました。根本作品の登場人物は問題を抱えた人達が互いに傷つけあいながらもなりふり構わず我が道を突き進む。その真っ正直さに清々しさと信頼感をいつも感じます。

そんな根本さんの新作で高畑充希さんを始めとする今回初共演のキャスト陣とのお稽古も楽しみですし、前回根本組でご一緒したメンバーとの再会も嬉しく心強いです。

一切妥協のない粘り強い演出家のもと、座組全員が全力で作り上げる『宝飾時計』の世界。しっかりお届け出来るよう精一杯挑みます。

皆様と劇場でお会い出来るのを楽しみにしております。

 

■後藤剛範

今回の座組は、皆さんもれなく初めましてなのでちょっと緊張はしますが、今からわくわくしています。根本さんとは、出会って10年以上経つ古き友人なんですが、自分の近しい人たちがどんどん一緒に仕事していく中、自分だけはなかなかその機会に巡り合えませんでした。(実際に会うこともあまりないので、近況だけは詳しい遠い遠い親戚のおじさんみたいな感じかと思っています。)

そんな自分にとって、今回はやっと一緒に演劇ができる期待と、うっすら感じる小っ恥ずかしさが入り混じった状態で稽古に臨むのかなと思います。

なので稽古はわくわくと緊張、小っ恥ずかしさで、修学旅行に行くような感じになりそうです。

 

■小日向星一

根本さんの舞台に出させていただくのは今回で3度目です。常に新しいことに挑戦されている根本さんとの創作はいつもとても刺激的です。今回もどんな舞台が出来上がるのか、もうすでにワクワクしています。

素晴らしい共演者の皆様とご一緒に、精一杯頑張ります。よろしくお願いします。

 

■八十田勇一

念願の根本宗子さんの作品に参加できてとても嬉しいです!…とはいえ、いざ出演が決定すると「根本さんの世界にフィットできるんだろうか」と弱気になる自分もいます。そんな時は自分自身に「きっと根本さんは刺激が欲しい人なんだ!フィットするんじゃない、壊すんだ!」とカツを入れる毎日です…。毎日はうそ、時々。とにかく健康な状態で稽古にのぞみます。

 

■作・演出:根本宗子

かれこれ5年くらい前でしょうか、充希さんから「わたしに芝居を書いて欲しい」と言っていただいたのは。それはそれはもう飛び上がるほど嬉しかったです。言葉と共にクロワッサンをくださったんですが、そんな嬉しい言葉をいただいた後ですから、人生で食べたクロワッサンの中で一番美味しく感じましたし、絶対忘れない味として記憶に残っています。そんなにストレートに、しかも本当に実現するくらい大きな声で言ってくださる方はそうそういないので、さらに嬉しかったんです。

充希さんは様々な役の人生を背負ってきた俳優ですから、どんな役をお渡しするのがいいかとても悩み「最大のラブレターを渡せるわたしになってから」と思ってしまい、構想を死ぬほど練りに練ってお待たせしてしまいました。

充希さんの俳優人生と、わたしの作家人生の交わり重なるポイントを捉えてこのタッグでしか出来ない舞台のプランを出すことができて、2023年ご一緒すべきベストなタイミングがやってまいりました。大好きで憧れの神田恵介(keisuke kanda)さんも衣裳で参加してくださることになり、今年に入ってからずっと胸が高なっております。

「演劇」をお見せできるよう、精一杯取り組みたいですし、この冬の全てを捧げようと思っております。

 

■衣裳:神田恵介(keisuke kanda)

作・演出の根本宗子さんにお声掛け頂き、衣裳として参加させて頂くことになりました。主演の高畑充希さんと根本さんという同世代の二人の才能がどのように世界をつくりあげていくのか、今から楽しみでなりません。演劇と言えばお稽古場でのジャージですが、自分のブランドでも様々なデザインのジャージをずっと作り続けて来たということもあり、その重なりを力に変えて今までに無い舞台衣裳にできたらと意気込んでいます。戯曲や演出に寄り添う御守りとして。袖を通してもらう役者さんの戦闘服として。この舞台に自分なりに花を添えられるよう、精一杯取り組みたいと思います。